【衝撃】絶滅した幻の裸族「ヤーガン族」 まるで特撮!
まずこの写真を見て、何かのコスプレをしている人だと思いますよね?私も初めて見たときはそう思ったんですが、実は...19世紀まで実在していた裸族なんです。そんな不思議でハイセンスな「ヤーガン族」について簡単に紹介していきます。
「ヤーガン族」とは
南アメリカ・フエゴ島に1万年以上も存在していて、世界で最も南に位置する民族とされています。言語は孤立言語だと考えられていて、ヤ-ガン語を話します。また、島の間をカヌーで渡る遊漁民であることが知られています。
フエゴ島周辺のこの地域は風速60m/sにまで達する過酷で極寒な地域です。因みに風速60m/sは 鉄塔が曲がることもあるそうです。こんな環境にもかかわらず、彼らは裸です。裸なのに過酷な環境を生き抜けたのは、動物の脂肪油を体に塗りまくってたことと、時間経過による独自進化により、平均的な人よりも内部体温が高かったことなどがあるそうです。
絶滅した理由
この民族の発見により、多くのヨーロッパ人が島に訪れるようになりました。この奇妙な民族を見たダーウィンも「彼らが同じ世界に住む仲間であるとはほとんど信じられない」と書き残しています。しかし、ヤーガン族は下界の病気に対する免疫がなかったため、ヨーロッパから持ち込んだ疫病が大流行して絶滅してしまったと言われています。
衝撃的なセンスをするヤーガン族
冒頭でも見せたような格好は男子成人のためのもので、さすがに普段からこの格好というわけではありません。しかし、特撮にそのまま出てきそうな独特すぎる格好をいくつか写真で紹介します!!
まとめ
ここまで個性が強いとフィギュアやtシャツなどグッズ化もされていました。笑
こんな独自のセンスと文化を持った民族が絶滅してしまったのはとても残念に思うし、絶滅せずにこのまま独自進化を続けたらどうなっていったのかが気になります。